苫小牧T邸 新築工事
計画地 :苫小牧市
用途 :住宅
構造 :木造平屋
設計 :ナカノ設計店
構造設計:ザイロテクト株式会社
施工 :山忠高島建設株式会社
写真 :hb photo lab
性能値
UA値(外皮平均熱貫流率) :0.34W/㎡・K
BEI(一次エネルギー消費量):0.75
※ZEH Oriented相当
断熱仕様
屋根:ブローイング13K t350
外壁(付加断熱+充填断熱):スタイロエースⅡ t45+高性能グラスウール16KG t105
基礎:スタイロエースⅡ t25+75
設備仕様
冷房:ルームエアコン
暖房:床下露出パイピング
給湯:エコジョーズ(LP)
換気:第3種換気方式
・給気:床下に給気、床ガラリより暖気を供給
・排気:水回りより排気ファン
構造
耐震等級3相当(許容応力度計算)
世代交代が緩やかに進む街並みの中に建つ、施主とお孫さんのための終の棲家です。
街並みに馴染む切妻屋根を基本としながら細部にまで丁寧に目を配り、現代の住宅として洗練された佇まいを目指しています。
内部は、将来的なバリアフリーにも対応できるよう、ゆとりのある玄関と廊下を計画しています。ステンドグラスを中心に回遊できる動線とし、建具を開け放てば、各室がひとつながりの大きな空間となります。
南側には幼稚園の敷地が広がり、子どもたちの声が聞こえてきます。その環境を閉じるのではなく、南庭と縁側を設け、街とのつながりを感じながら暮らせる場としました。
素材にも、時間を重ねることを意識しています。床には道産ニレの無垢フローリングを採用し、木材会社に相談して「ハネ品」とされていたCD品を再利用しました。変色や節抜けも、木が持つ自然な表情のひとつとして受け入れています。
また、過去のプロジェクトで余剰となっていた道産トドマツの梁材を、構造に関わらない二次部材として仕立て直し、再利用しています。さらに、施主が母から受け継いだ着物仕立て用の裁ち板は、TVボードとして新たな役割を与えました。
新しくつくり直しながらも、そこに暮らす人がこれまで積み重ねてきた時間や、家族の記憶が残っていくこと。刷新するだけではなく、過去から受け継いだものをこれからの暮らしへつないでいく。そんな住まいを目指しました。
外部仕上
屋根:ガルバリウム鋼板ハゼ葺き(雪止めあり)
外壁:ガルバリウムサイディング特注品、一部、道南杉羽目板 w38 t18
窓:EW(TOSTEM) / APW330(YKK ap)
内部仕上
天井・壁:紙クロス 素地
床:道産ニレ無垢フローリングW75 t15














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WORK IN PROGRESS

施主が母より受け継いでいる着物仕立て用の裁ち板をTVボードに再利用している。
W1700×D450×t45の桂の木。
およそ90年物2枚。
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道産ニレの無垢フローリングw75。
通常市場に出回るのは美観の良いAB品。
ハネ品と呼ばれるCD品を木材会社に打診し、再利用。
新建材(印刷フローリング)と比較しても手の届きやすい価格として利用している。
CD材は変色や節抜けによるものだが、自然界そのものの色と考えれば十分再利用可能。
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過去プロジェクトにおいて余剰材としてストックしている梁材だったもの。
道産トドマツの地域材。
構造に関わらない二次部材として今回仕立て直し、再利用。
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